フォービドゥン・フルーツ第1章
久しぶりに長編SFを書いて見ました。
2ヶ月前に弟が何を血迷ったか小説を書いて
「読め」
と言ってもってきました。
―またくだらないものを書いて・・・―
と思いながら読み始めたのですが、読んでみると意外に面白い。
聖書と惑星の輪廻転生をテーマにしたSFなのですが、出版社のコンテストに応募中とのことなので詳細は省きます(ペンネーム:翁仁)。
そこで自分も旧約聖書をモチーフにして、地球滅亡を舞台にしたSF小説を書いてみました。
久しぶりに書いた長編なのでぎこちないところもありますが、中盤から後半のクライマックスはまあまあ面白く仕上がったと思います。
なお、いずれ弟の作品も発表されるかもしれませんが、共通するアイディアは彼がオリジナルであることを付け加えておきます。
“フォービドゥン フルーツ”Forbidden Fruits
蛇は女に言った。
「園のどの木からも食べてはいけない、などと神は言われたのか?」
女は蛇に答えた。
「私たちは園の木の果実を食べてもよいのです。でも、園の中央に生えている木の果実だけは、食べてはいけない、触れてもいけない、死んではいけないから、と神様はおっしゃいました」
蛇は女に言った。
「決して死ぬことはない。それを食べると、目が開け、神のように善悪を知るものとなることを神はご存知なのだ」
(創世記3章1-5節)
こうして蛇にそそのかされて、禁断の果実をかじって善悪を知ったアダムとエヴァは神の怒りに触れ、エデンの園を追われてしまう。
以後、罰として人間は永遠の命を失い、さまざまな苦しみや悲しみを背負うことになった。
しかし「善悪の知識」=「知恵」を得ることがそれほど悪いことなのであろうか?
我々は知恵を得ることなしに今感じている幸福を味わうことはできないだろう。
しかし神は・・・人間が知恵を得ずに感情のままに生きることを望まれたのだろうか?
そして神は、知恵を得た人間を見捨てられたのだろうか?
第1章 箱舟
$黙示録$
21XX年3月31日、全世界の目はテレビにくぎづけとなった。
<私はシュメール聖国のノア。
われらが全能であり唯一の神、ヤハウェの言葉を伝えるべく選ばれし者>
「電波ジャックだ!」
のんびりとサッカー中継を見ていたアベルは思わず身を乗り出し、身重の妻マリアの横で叫んだ。
画面では自らをノアと呼ぶ白装束の長髪の男が両手を広げて語りかけている。
<神はこの世に万物を支配するものとして吾ら人間を作りたもうた。
しかし人間はおごり、神から与えられたこの地を破壊しつくした。
全能神ヤハウェはこの地を無に帰すことを決められた。ヤハウェに従うものを除いて。
その日は21XX年7月31日。
私はヤハウェの命に従い箱舟を完成させた。
助からんと思うもの、わが全能神ヤハウェに従い、わが元に集うがよい>
「箱舟だって?正気の沙汰とは思えない・・・」
アベルは不安げなマリアの肩を抱きながらつぶやいた。
22世紀、アメリカ合衆国。
アベル・ナイマンは38歳の地球連合士官である。
21世紀後半から各国間では紛争が多発し、人類の宇宙開発は遅遅として進まなかった。
22世紀になってようやく火星基地が建設され、短期間の居住が可能となった。
しかしそれより先の太陽系惑星には人類はいまだに到達できていない。
ただ地球周辺の宇宙ステーションはかなり開発が進められ、数千人が生活できる規模の巨大なメガステーションが地球の軌道上に合計5つ建設されている。
アベルはその中の一つエリア=カナンと地球連合ニューヨーク本部で勤務している。
今日は久しぶりの休暇でニューヨークの自宅に帰り、妊娠2ヶ月になる妻のマリアとくつろいでいたところだった。
マリアはアベルの6歳年下で、もともと地球連合ニューヨーク本部の航空管制官であった。
同支部の空軍パイロットだったアベルと知り合い結婚したのは5年前になる。
なかなか子供が出来ず体外受精も検討していたところだったが、先月マリアに待望の妊娠が確認された。
「間違いないって言われたわ。昨日の夢が正夢になるなんて・・・」
マリアはうれしそうにはしゃいでいる。
「あれほど出来なかったのに、いきなりって感じだな」
アベルも冷静を装っているがうれしさを隠せない。
「夢の中で天使が現れて『マリア、畏(おそ)れることはない。あなたは神から恵(めぐみ)をいただいた。あなたは身ごもって男の子を生むが、その子をイエスとなずけなさい』って言われたのよ」
「わかったわかった・・・もう何十回も聞いたよ。それにしても・・・いくら君の名前がマリアだからって受胎告知はあまりにも出来すぎだよな」
「きっとこの子は世界を救う人になるのよ。でも・・・私は聖母マリア様と違って処女じゃないけどね・・・それに、いくらなんでもこの子に『イエス』はちょっと無理だけど・・・」
二人は顔を見詰め合って苦笑していた。
そして今、ノアの予言を聞いたマリアが不安げに言った。
「神が世界を無に帰すなんて・・・地球が滅亡するとでもいうのかしら」
「神がそんなことをするはずがないだろう」
「でも人間は確かに殺し合いを繰り返し、地球の自然を破壊してきた。神様が人類を見捨てて滅亡させようとしてもおかしくないわ・・・」
「何を言っているんだ。こんなものはシュメール聖国の自作自演だ」
アベルは吐き捨てるように答えた。
「じゃあ、あのノアっていう人が自分で地球を破滅させるって言うこと?」
「多分な・・・・」
***********
「ノアの箱舟」は旧約聖書の中でもっとも有名なエピソードであろう。
人間が増えるにつれて地上には悪がはびこり始めた。
人間を作ったことを後悔した神は人間を滅ぼそうとする。
それでも神は唯一正しい人であったノアとその家族(妻、セム、ハム、ヤペテの3人の息子とそれぞれの妻)だけは救うことにした。
神は大洪水を起こすことをノアに打ち明け、巨大な箱舟を作ることを命じた。
ノアは周りから狂人扱いされながらも箱舟を完成させた。
その後、雨は40日降り続き、地球上のあらゆる生き物は死に絶えたという。箱舟に乗ったものを除いて・・・
*************
その直後から地球連合本部は蜂の巣をつついたような騒ぎとなった。
22世紀、国際連合すなわち国連という名称はとっくに姿を消していた。地球をその環境を含めて守るという意味で「地球連合」という名称に変わり、全世界が協力して運営する機関となった。ただ一国、中東のシュメール聖国を除いて・・・。
21世紀初頭には世界中で核の抑制が叫ばれていたが、その後各地で紛争が起こり、21世紀後半には核兵器を所有する国の数は逆に増加していた。
確かに大国の核兵器の数は大きく減ったのだが、中小国が独自に核兵器を開発しだしたのである。
その結果多くの国家が少数ずつ核兵器を保持するようになり、21世紀初頭に掲げられた核抑制は名ばかりとなってしまった。
しかし皮肉なことにそのような情勢になると各国は報復を恐れてどの国家へも核兵器を使用することが出来なくなり、各地で勃発する戦闘は通常兵器のみによって行われていた。
そして22世紀に初頭にアメリカやロシア、ヨーロッパ大国を中心とした地球連合が形成された。
当初はそれに反発する国家も多かったが、地球連合の献身的な努力と犠牲により世界は徐々に統合されていった。
そのような世界情勢の中でシュメール聖国は唯一神ヤハウェを崇拝する単一宗教国家で、建国された21世紀後半から周囲の国々とは紛争が絶えなかった。
しかし22世紀に入るとノアという預言者が台頭し、周囲との紛争はぱったりとなくなった。
それは決してシュメール聖国が周囲と協調するようになったわけではなく、逆に全ての国家との国交を断絶し、いっそう孤立した国家となっていったためである。
孤立しても自分たちで独立して生活している分には問題はないのだが、今回の声明はあまりにも大掛かりで意図的、示唆的である。
過去の歴史を振り返って地球連合がただならぬ危機感を感じるのは当然のことである。
$地球連合会議$
ニューヨークにある地球連合本部には直ちに各国の代表が集結した。
彼らはそれぞれ国を代表する人物なのだが、人類の滅亡を突然目の前に宣言され、動揺の色を隠せない。
「本当にこの世の終わりが来るのだろうか?」
「そんなわけがないでしょう。彼らのパフォーマンス、もしくは自作自演でしょう」
「しかしノアという人物はかなり的確な予言をすると聞くが・・・」
「あなたは何を言っているのですか?これはシュメール聖国の宣戦布告なのです」
「まあ待ってください!まだどこを攻撃するとも言ってないじゃないですか」
「彼らの神がこの地を無に帰すと言っているのですよ!彼らは何らかの方法で全世界を消滅させようとしているのです!」
「どんな方法で?」
「最も考えられるのは核攻撃でしょう」
「しかし核攻撃をすれば報復されることはわかっているはずだ。地球連合管理の軌道ステーションからは地球上の全国家に核攻撃をする準備が整っている」
21世紀初頭の核兵器の多くは原子力潜水艦に搭載されていたが、現在の地球上のほとんどの核兵器は軌道衛星もしくは軌道ステーションに集結されている。
それは空からの攻撃がもっとも確実で正確だからである。
現在、核兵器は地球連合が管理する5つの軌道ステーションの他、各国が打ち上げた軌道衛星に少数ずつ搭載されている。
「その攻撃を避けるために箱舟を作ったんですよ!多分巨大な核シェルターを建造しているはずです。10年以上前からシュメール聖国では地下に要塞を作っているといううわさがあります」
シュメール聖国は既に国交を断絶しているのでその内情を知るものは地球連合にはいないのである。
「しかしシュメール聖国が全世界を核で攻撃するだけの核兵器を管理しているのでしょうか?」
「シュメール聖国では核原料を生産できない。核関連物質の移動が厳密に規制されている現状ではそれは難しいのでは?」
「では生物兵器の可能性も・・・」
「自分たちがワクチンを開発したウイルスを全世界にばら撒くということか・・・」
「いや中性子爆弾という方法も考えられます。建造物には被害を与えず、生物のみを破壊することを考えているのかも・・・」
「ちょっと待ってください。ここで我々があれこれ議論していても結論は出せるはずがありません。まず調査が必要でしょう。ノアが宣言した『黙示録』の日まではまだ4ヶ月あります。その間にあらゆる手段を使って彼らの目的と方法を探り出すことがまず先決でしょう」
$カイン$
地球連合では早速調査のための組織が構成された。
その中でもっとも重要な役割をになうのが実際にシュメール聖国に侵入して情報を探る諜報部員たちである。
地球連合司令部ではサムエル参謀長官がカインたち7名の諜報部員を極秘に招集した。
「今回の任務は今までのどの任務よりも困難だ。場合によっては命を落とすことになるだろう」
「わかっています。この仕事を選んだときからもとより覚悟の上ですから・・・。それに俺たちは妻も子供もいない命知らずばかりです」
カインが静かに答えると周りの者たちもうなずいた。
彼らはいずれも屈強な体と強靭な精神力の持ち主である。
「あの日からシュメール聖国には国境に妨害電波が張り巡らされ、情報は何一つとして聴取できない。しかし箱舟に乗りたいと希望する人間は受け入れている。君たちはヤハウェを信仰するふりをしてシュメール聖国に侵入する。箱舟の秘密を探ってくれ」
「任せてください。我々7名がシュメール聖国の秘密を必ず探ります」
カインたち7名はサムエル参謀長に敬礼した。
出発前夜、1日だけ休暇をもらったカインはアベルを尋ねた。
カインとアベルは2卵生双生児である。
学生時代に両親をなくし、ともに助け合いながら地球連合士官学校で技量を競った二人だったが、カインは地上を、アベルは空を選んだ。
性格はカインが豪快で攻撃的なのに対し、アベルは冷静で保守的である。
「カイン。今度の任務はかなり厳しそうだな」
「ああ、今度ばかりはちょっとヤバイかもしれない」
カインはアベルの家のリビングのソファに座ってワインを揺らしながら答えた。
「無理はするなよ。まずいと思ったらすぐに逃げる手はずは整えておけ」
「そんなに簡単にはいかない。まず、ヤハウェの信者になりきらないと・・・。ところでアベルは地球連合司令部から要請はないのか?」
「俺の出番があるとすれば軌道からシュメール聖国を核攻撃することくらいだ。それは最終手段になるだろうが・・・俺は地上では全く無力だからお前に全部お任せだ」
「核攻撃は俺が脱出してからに願いたいね。それはそうとマリアの調子はどうだ?」
カインはキッチンのマリアのほうを向いて聞いた。
「ありがとう。順調よ。遺伝子検査ではアベルによく似た男の子らしいわ」
マリアはフルーツが盛られた皿をテーブルの上に載せた。
遺伝子医学が発達した22世紀では妊娠中に性別はもちろん、身体能力や外見などもある程度判断できるようになっている。
しかし劣った能力を理由にした中絶は硬く禁じられ、行った者には殺人罪が適応されることになる。
「じゃあ、将来はパイロットだな」
カインはマリアのおなかに目をやった。
「わたしはこの子には普通の仕事についてもらいたいの。危険な仕事はもうたくさん」
マリアはおなかをさすって夫をチラッと見つめたが、ハッとして口をつぐんだ。
そしてアベルはカインから目をそらして言った
「・・・カイン・・・すまない・・・」
「もう過ぎたことだ。気にするな」
カインは静かにアベルの肩に触れた。そして大きく深呼吸をして立ち上がった。
「さあ、明日は早いからそろそろ失礼するよ。アベル、おいしいワインをありがとう。マリア、君の料理はいつも最高だ。しばらく食べられないのが寂しいよ」
「カイン、気をつけてな・・・」
アベルも立ち上がった。そして二人は見詰め合って固く握手をかわした。
$重力制御装置と感情回路$
22世紀になって画期的な二つの技術が開発された。
一つは重力の制御。
もう一つはAI(Artifichial Intelligence:人工知能)への感情搭載である
重力制御技術により人類は地球という惑星の重力の支配から解放された。
22世紀初頭に重力制御装置が開発され、人類は地球上で無重力状態、もしくは反重力状態を作り出すことに成功した。
宇宙空間でも地球上のような歩行が可能となり、逆に地球上でも宇宙空間のような遊泳が可能となった。
また、重い物体を移動させることも容易となり、宇宙空間への物資の移動方法も飛躍的に向上した。
そしてごく最近開発された重力制御エンジン(グラビトンエンジン)は宇宙航法に画期的な飛躍をもたらした。
重力制御エンジンは素粒子の一つである「重力子(グラビトン)」を放出することにより推進力を得る最新型のエンジンである。
通常の航空機にはロケットエンジンが搭載されているが、大気圏内では航空機は揚力を利用することにより自由に方向転換が出来るし、重力のために姿勢も安定する。
しかしロケットエンジンは宇宙空間では方向転換がどうしてもスムースではなく、また、姿勢の保持も困難で、大気圏内のような急旋回や急降下などは不可能であった。
しかし重力制御エンジンの搭載によって重力子を的確に放出することにより、宇宙空間でもスムースな方向転換や姿勢の安定が可能になったのである。
AIの開発は古くは20世紀から始まっていた。
初期のAI開発は単純に演算回路の高速化を目標にされていた。
しかしどんなに高速な処理回路を開発してもそれは所詮機械であり、人間の脳の代用とは到底ならなかったのである。
22世紀になって人間の感情を集約した画期的な回路「感情回路emotional circuit」が開発された。
人間の感情は脳の前頭葉、海馬、扁桃核、視床下部などの神経細胞の活動により表現される。
感情回路はそれらの人間の脳細胞ネットワークを模倣することにより開発された。
そして感情回路を搭載されたAIは感情を持つことになったのであるが、このようなAIを「新しい世代の感情面を最適化されたAI(New emotionally optimized AI)」すなわちNeoAIと呼ぶ。
NeoAIの開発によって今まで不可能だった人間的な判断を機械ができるようになった。
たとえば犯罪者の量刑を決定するときに、今までのAIは犯した犯罪の規模、動機などから機械的におこなっていた。
それに対してNeoAIはその犯罪者のおかれている環境や社会背景も考慮し、情状酌量の余地があるなどの判断をすることができるようになった。
いわゆる機械が「情」を持ったということだ。
これにより人類は機械を単なる道具としてではなく新しい友人としてそばに置くことができるようになったのである。
機械が感情を持つようになると誰もが人間に反抗して機械との戦争が起こるのではないかと危惧する。
人間はそれを避けるためにアイザックアシモフのロボット3原則を全てのNeoAIの感情回路に組み込んだ。
すなわち
第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。
これが守られる限りNeoAIは人類に反抗する可能性はない。
しかしAIは感情の獲得により、いわゆる彼らにとっての「禁断の果実」を食べたことになるのである。
そしてそれを食べさせたのは蛇ではなく人間である。
第2章に続く
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はじめまして。
ブログを拝見させていただきました。
貴殿のブログの文中で、「善悪の知識」=「知恵」と書かれていますが、この解釈は間違っていると思います。
聖書の中のかなりの部分で、神様は人間が真の意味で、知恵を得るように勧めています。
ですから、聖書を解釈する時に、聖書66巻全体を通して判断しないと大変な間違いを犯すことになると思います。
神様は、エデンの園に禁断の木の実を置かれ、ご自身がお造りになった人間をおき、禁断の木の実を置かれ、それによって人が神の御意志に従順に従うかどうかをテストされたのです。
善悪を正しく定められるお方は神以外にありません。人間が勝手に善悪を判断して神のようになろうとした高ぶりが悪いのではないかと思いますが、いかがでしょうか・・・?
私は、20代の青年時代に聖書を知り、それ以来50年間、いつもに聖書を読み、調べ、座右の書として、生きて来ました。正しい知恵を知りたければ、神の言葉なる聖書に聞かなければならないと思います。
「聖書はあなたに知恵を与えて、キリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです。」(Ⅱテモテ3:15)。
投稿: 春目漱石 | 2010年5月 6日 (木) 22時45分
春目漱石さんコメントありがとうございます。
聖書の解釈間違いに対するご指摘ですが、残念ながらこの件に関して今の私は議論することが出来ません。
それは私の聖書に関する知識が圧倒的に不足してるからです。
エデンのお話はこのSF小説の枕として逆説的な意味もこめて冒頭においたものですが、全体の流れから私自身も少々違和感を感じている部分もあります。
聖書に精通された春目漱石さんのような方にこの作品の全体を読んでいただき、どのように修正したらよいかを御教授いただけると非常にうれしいです。
ブログ小説は印刷と違って修正して成長していけるところがメリットだと思っていますのでよろしくお願いいたします。
投稿: 堂島翔 | 2010年5月 9日 (日) 09時42分