成功も失敗もしないよりは失敗したほうがまし。
先日運転しながらラジオを聴いていたらこんな言葉が聞こえてきました。
「成功も失敗もしないよりは失敗したほうがまし。俺はこう思って生きているよ」
残念ながら誰の言葉かは覚えていないのですが、
「なるほど」
と妙にうなずいてしまいました。
「成功も失敗もしなければゼロですむが、失敗したらマイナスになるじゃないか」
そんなことを考える人もいるでしょう。
確かに失敗すれば何らかのマイナスをこうむることになるのですが、その代償として「経験」が得られます。
要するに何らかの代償を支払って、「経験」を買ったのだと思えばよいのです。
そしてその「経験」はこれからの自分の人生にかけがえのないメリットを与えてくれることでしょう。
逆に成功も失敗もしなければ支払う代償はないのですが、その代わり「経験」というご褒美も得られないのです。
先日の大阪府知事選挙と市長選挙で橋下氏の維新の会が大勝しました。
有権者は「現状維持を掲げる対立候補」よりも「改革」を選んだということです。
橋下氏の改革が今後どうなるかわかりませんが、大阪の有権者の皆さんの中にも「現状ではだめだ」と考えて「成功も失敗もしないよりは失敗したほうがまし」と考えた人が何%かいるのかもしれません。
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「失敗も成功も しないよりは失敗した方が良い」
SEKAI NO OWARI の深瀬さんの言葉ではないでしょうか
投稿: 忍 | 2012年1月 2日 (月) 19時39分
忍さんありがとうございます。
胸につかえていたものがすっきりしました。
投稿: 堂島翔 | 2012年1月 8日 (日) 20時49分