医療向けブラックジョーク集
巷に氾濫しているブラックジョークを医療向けにアレンジしたオマージュ作品集です。ブラックジョークとは風刺や皮肉のきいた笑い話ですが、政治家や夫婦、特定の職業や国家を対象とすることが多いようです。時には下ネタも含まれますので淑女の方々はお読みにならないほうがよろしいでしょう。
【院長先生の勤務】
ある病院の受付で患者が問い合わせた。
「すみません。院長先生をお願いします。」
「院長の出勤は午後からです。」
「午前中は働かないのですか?」
それを聞いた受付嬢は首を横に振って平然と答えた。
「いいえ。午前中は出勤しないだけです。働かないのは午後からです。」
→自院の受付でもいつかこんな会話になるのではないかと・・・
【救急医の浮気】
何度も浮気を繰り返す救急医の妻が泣きながら言った。
「あなた今度浮気したら私死んでやるから!本気よ!」
それを聞いた救急医は困った顔をしてボソッとつぶやいた。
「・・・未遂はやめてくれよ・・・」
→その気持ち・・・わかります。
【院長婦人の不安】
身なりの良い院長婦人が、良く当たると評判の占い師に近々自分の身に起こることを訪ねた。
「奥様大変です!こんなことを申し上げて良いものか・・・実はお宅のご主人が変死すると出ているのです」
それを聞いた院長婦人は平然とした顔で答えた。
「それはわかっているわ。そんなことを聞きに来たんじゃないのよ。それで?私はつかまるの?つかまらないの?」
→この占い師をぜひ紹介してほしい・・・
【手術の失敗】
医師が患者に手術前の説明をしていた。
「先生はこの手術を失敗したことは何回くらいありますか?」
「1回もありません。」
「神に誓えますか?」
医師は首にかけた十字架を見せながらきっぱりと言った。
「はい。神に誓って1回もありません。」
それを聞いた患者は笑顔で言った。
「安心しました。じゃあ成功したのは何回くらいですか?」
医師はまた十字架を見せながらきっぱりと言った。
「それも神に誓って1回もありません。」
→正直な先生ですね。「私手術は失敗しないので」ではなく「私手術はいっぱいしないので」と言ってしまいそうです。
【あなたがほしいもの】
若くて有能だが、ちょっとオタクの医師に同僚が聞いた。
「それ最新型のすごく高いノートパソコンじゃないか。買ったのか?」
「A子にもらったんだ」
「え?あの金持ちで美人のA子に?タダでくれたのか?」
「うん。彼女の家で二人きりになったら急に服を脱ぎだして『あなたがほしいものあげる・・・』っていうから『本当にいいのか?』って言ってもらってきたんだ。」
「・・・・・・」
→私なら両方もらってきますがね・・・。
【院長先生の口説き文句】
病院の院長が70歳になって引退し、25歳のきれいな女性と結婚した。それを知った同級生の友人はうらやましくて仕方がない。そして興味深そうに聞いた。
「確かに君は大金持ちだと思う。それは認めるよ。それにしても髪も薄くなって見栄えもパッとしない君がどうやって25歳の女性を口説いたんだ?」
院長はふふんと鼻を鳴らして得意げに答えた。
「簡単さ。俺の年齢は95歳だってうそをついただけさ。」
→うーん・・・相手の女性の気持ちもわかります。寿命が近い富豪と結婚したい女性は案外多いのでは?富豪の家族は必死に止めるでしょうが・・・。
【奥さんの保険金】
急死した患者の夫に不審を感じた医師が問いかけた。
「奥さんの死亡保険金が入りますね。ちなみにそのお金をどう使いますか?」
夫は落ち着いて答えた。
「5か所の消費者金融に借金を返済しようと思います。」
「ああ、なるほど・・・。それで?残りはどうします?」
夫は申し訳なさそうに・・・
「残りの6か所には次の妻をもらうまで待ってもらおうかと思っています。」
→医師が聞いた「残り」は「残りのお金」と言う意味なのですけどね。完全に「妻」=「保険金」=「借金返済」というモードになっているようです。
【アンケート調査】
ある医院で10人の職員に対してアンケート調査が行なわれた。
あなたは院長先生から体の関係を求められたら受け入れますか?という質問に対して8人は同じ回答だった。
「二度とご免です。」
残り2人のうち1人の回答は次のようなものだった。
「院長先生がお望みなら・・・」
回答したのは先代院長の時代から勤務している看護師長だった。
最後の一人の回答は次のようなものだった。
「よろこんで」
その職員は男性のレントゲン技師だった。
→オリジナルは「二度とご免です」の部分のみですがちょっと付け加えてみました。
【悪魔の取引】
悪魔が院長のところにやってきてささやいた。
「あなたの収入を3倍にしてあげましょう。そして年に4か月休暇をとれるようにしてあげます。さらに健康で100歳まで生きられるようにしてあげましょう。その代わり・・・あなたの奥さんの魂をいただいて地獄に連れていくことを許可してください」
院長はちょっと考えて首を横に振りながら答えた。
「話がうますぎる・・・」
→ブラックジョークでは「配偶者はいなくなってほしい」ということが前提になっているようです。
【患者との恋】
ある医師に友人が真剣な表情で聞いた。
「君は患者に恋したことはあるか?」
「ああ。医者だって人間だから恋することはある。それがたまたま患者だっただけだよ」
友人は満面の笑みを浮かべて言った。
「そうか・・・よかった。それを聞いて安心した。俺が異常なのかと思ってたよ。」
医師はちょっと間をおいて怪訝そうな顔で聞いた。
「・・・でも・・・おまえは獣医だろ?」
→かわいいワンコやニャンコに恋してしまう気持ちもわからないではありません。
【整形外科医の指導】
整形外科医がレストランに行くと先日診察に来たウェイターがスープを運んできた。
「おい。スープに親指を突っ込んでいるじゃないか!」
「先生に親指の血行が悪いから湿ったところで暖かくするように言われたので・・・」
それを聞いた整形外科医は憤慨して言った。
「じゃあ自分のケツにでもつっこんでろ!」
ウェイターは涼しい顔で答えた。
「ええ。スープが出来上がるまではそうしていました」
→実は「ケツに親指をつっこむ」ことは結構むつかしいのですけどね・・・。
【誘拐されたプーチン】
プーチン大統領が何者かに誘拐されて犯人から身代金の要求があった。
「ただちに1000万ドルを準備しろ。さもないとプーチンを生かして返すぞ」
→もしバイデン大統領のところにこの要求があったら1000万ドル準備するだろうか・・・。
【パスワード】
夜が弱くなって妻ともご無沙汰になった院長は妻の浮気を危惧するようになった。
彼はネットでED治療薬を購入しようとしたところパスワード登録画面となった。
<使われていないものを入力する必要があります>
院長はこのコメントをみて次のように入力した。
<PENIS>
すると画面には次のように表示された。
<短すぎて使用できません>
院長は悲しい気持ちになったが、気を取り直してもう一度注意書きを確認した。
<6文字以上であなただけのもの>
これを見て院長は次のように入力した。
<MYWIFE>
すると画面には次の文面が表示された。
<現在あなた以外の誰かが使用しています>
院長は病院を飛び出すと慌てて家に向かった。
→思い当たることがあったらこれはビックリしますよね。
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